育休中に妊婦健診・出産・子どもの病院代・薬代の領収書を封筒にまとめていたら、年末に合計が22万円を超えていました。「これ、確定申告すれば返ってくるんじゃないか」と調べてみたら、育休前の給与精算と医療費控除を合わせて、合計約8万円が還付されました。
育休中は「消費する一方だ」と思いがちですが、実は確定申告をすることで数万円単位の税金が返ってくる可能性があります。この記事では育休中の確定申告の基本から、医療費控除・副業収入の申告ルールまで解説します。
育休中の収入・税金の基本知識
まず「育休給付金は申告が必要か」という疑問から。育休給付金は雇用保険から支給されるため非課税です。ただし、育休前の給与収入には課税があり、医療費控除などの控除申告は別途必要になります。
| 収入種別 | 課税 | 確定申告要否 |
|---|---|---|
| 育児休業給付金 | 非課税(社会保険料も免除) | 申告不要 |
| 育休中の副業収入 | 課税(20万円超で申告必須) | 申告要 |
| 育休入り前の給与(1〜数ヶ月分) | 課税済み(源泉徴収) | 医療費控除等があれば申告を |
| ポイント交換による収入 | 雑所得として課税(一定額超で申告必須) | 都度確認要 |
医療費控除は育休中の王道節税策
我が家の場合、出産関連費用だけで年間医療費が10万円を超えていました。「もったいない」と思いながら放置していた領収書が、実は8万円超の還付につながりました。
医療費控除による還付金:還付額は「(医療費-10万)×所得税率」で決まります。我が家の場合は医療費控除で約1.2万円、さらに育休前の給与の所得税精算で約7万円、合計8万円超が戻ってきました。
医療費控除の対象となる主な費用
- 病院・クリニックの診察費および処方薬代
- 妊婦健診・出産費用(保険適用外の費用も対象)
- 子どもの通院・予防接種(自費分)
- 処方された医薬品の購入費
- 通院のための交通費(電車・バスの実費)
医療費控除の対象外(注意)
- 習い事・教室代・学習塾(対象外)
- 美容目的の施術・エステ
- 市販のビタミン剤・サプリメント(治療目的でないもの)
- コンタクトレンズ(近視矯正用。治療目的の場合は対象)
迷う場合は税理士またはFPに相談することをおすすめします。
副業収入がある場合の申告ルール
ポイ活・セルフバックを本格的に行うと、副業収入が発生します。申告が必要かどうかの判断基準を確認しておきましょう。
| 状況 | 申告要否 | 期限 |
|---|---|---|
| 副業所得が年間20万円超 | 必須 | 翌年3月15日まで |
| 副業所得が年間20万円以下 | 所得税の申告は不要。ただし、住民税は1円でも所得があればお住まいの市区町村への申告が必須です。 | — |
| 2か所以上から給与がある | 必須 | 翌年3月15日まで |
| 医療費控除など還付申告のみ | 任意(ただし申告すれば還付を受けられる) | 翌年1月1日から申告可 |
申告要否の判断に迷う場合は、freee会計に入力して試算することをおすすめします。入力するだけで申告義務の有無が可視化されます。
freee会計で確定申告を効率化しました
初めての確定申告は「何から手をつければいいかわからない」という状態でした。freee会計は金融機関の明細を自動取り込みしてくれるため、領収書の手入力が大幅に減りました。初回3時間かかった作業が、2回目以降は1時間以内で終わるようになりました。
- 各金融機関の明細を自動取り込み
- 医療費を入力すると控除額を自動計算
- 白色申告か青色申告かをあとから選べる
- スマホアプリで領収書を写真撮影するだけで登録完了
- e-Tax対応(税務署に行かずに申告完了)
育休中に確定申告することの3大メリット
📋 我が家の確定申告実績(2024年分・育休中)
- 申告年度:2024年分(育休取得年)
- 医療費総額:約22万円(出産・妊婦健診・育児関連含む)
- 医療費控除額:約12万円(10万円を超えた分)
- 還付金:約8万円超
- 使用ソフト:freee会計(e-Tax対応)
- 初回の作業時間:約3時間(領収書の整理込み)
- 2回目以降:約1時間(データが引き継がれるため)
- 医療費控除による還付金:年間医療費が10万円を超えた家庭なら数万円単位の還付が期待できる。出産年は特に効果が大きい。
- 年末調整できなかった分の還付:育休前後の給与が残っている場合、源泉徴収された所得税の払い過ぎが還付される。
- 副業所得の適正申告でペナルティを回避:申告期限を過ぎると無申告加算税・延滞税が課されるため、期限内の申告が必須。
まとめ
- 育休給付金は非課税——申告不要。ただし医療費控除は別途申告できる
- 年間医療費が10万円を超えた家庭は確定申告で還付を受けるべき
- 副業収入が年間20万円を超えた場合は翌年3月15日までに申告必須
- freee会計で入力・計算を自動化し、初回3時間・2回目以降は1時間以内で完了できる
- 「習い事・教室代」は医療費控除の対象外。領収書の仕分けに注意
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この記事は40代育休パパが、育休取得年の確定申告を実際に実施した体験をもとに執筆しています。税制は毎年変更される場合があります。申告前に国税庁のウェブサイトまたは専門家にご確認ください。
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