「小学校の入学準備って、いったいいくらかかるんだろう」と気になっている方は多いのではないでしょうか。
私には現在4歳の長女がいます。2028年の入学に向けて、育休中にゆっくり情報収集を始めました。調べるほど「早めに動いておかないと損をする品目」と「急いで買うと失敗する品目」が明確に分かれることに気づきました。
先輩パパママへのヒアリングや競合記事を調べた結果、入学準備の総費用は「何も考えずに揃えると13〜15万円、設計すれば7万円台に収められる」ということがわかりました。
この記事では、ランドセル選びのタイミング・就学援助制度・ポイ活の活用まで含めた「設計して節約する手順」をまとめています。
小学校入学準備にかかる費用の実態を把握しました
公立小学校に入学する場合、入学準備にかかる費用の目安は以下のとおりです。
| 品目 | 費用の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| ランドセル | 35,000〜80,000円 | 平均62,034円(2026年調査) |
| 体操服・運動靴 | 4,000〜8,000円 | 学校指定品が多い |
| 上履き | 1,500〜3,000円 | バレエシューズ型が主流 |
| 文房具一式 | 3,000〜6,000円 | 筆箱・鉛筆・下敷き等 |
| 防災頭巾・カバー | 2,000〜4,000円 | 色・形が学校指定の場合あり |
| 袋類(手提げ・給食袋等) | 2,000〜4,000円 | 手作りorメルカリ活用で節約可 |
| 赤白帽子・体操着袋 | 1,000〜2,000円 | 学校指定品確認要 |
| 小計(ランドセル込み) | 約70,000〜115,000円 | 学習机は別途4〜8万円 |
ランドセルの平均購入金額は62,034円(2026年・ランドセル工業会調査)で、前年から約1,200円上昇しています。全体の約46%が65,000円以上を選んでおり、価格は年々上昇傾向にあります。
一方、人工皮革(クラリーノなど)のランドセルは35,000〜45,000円台でも軽さ・耐久性が十分なものがあります。「必ず高いものが正解」ではありません。
節約のために最初にやったことがあります
入学準備を始める前に、以下の3点を確認しました。
① 品目を「指定品」と「自由選択品」に分類しました
小学校によって「学校指定品」が存在します。体操服・防災頭巾・筆箱の形状などは学校によって指定があるため、説明会(1月〜2月)後でないと具体的な商品を選べません。逆に指定品でないものは自由に選べるため、Amazon・楽天市場・メルカリなどで比較して節約できます。
「とりあえず揃えたい」という気持ちで早めに購入すると、後から「指定品があった」「サイズが違った」という失敗につながります。説明会前に買っていいのはランドセルのみ、と考えておくのが安全です。
② 先輩ママ・パパから購入失敗例を収集しました
周囲の子どもが入学済みの保護者に「買ってよかったもの・失敗したもの」を聞きました。特に多かった失敗例は以下のとおりです。
- 算数セット・鍵盤ハーモニカをお下がりでもらえたのに新品を買ってしまった
- 体操服を早めに購入したが、入学後すぐに体が大きくなってサイズアウトした
- カラフルな筆箱を買ったが、学校から「シンプルなものに変更」と指示が来た
- 学習机を購入したが、低学年のうちはリビング学習が多くて使わなかった
③ 就学援助制度を自治体に確認しました
就学援助制度とは、経済的な理由で就学が困難な家庭に対して、学用品費や入学準備費を援助する制度です。各自治体が運営しており、申請は無料です。
「うちは対象にならないかも」と思って確認しない方も多いですが、収入基準は各自治体によって異なり、生活保護基準の1.3〜1.5倍程度に設定されているケースが多く、意外に対象範囲が広い場合があります。
就学援助制度を確認したら入学準備費として約5〜6万円が支給されました
就学援助制度の「新入学児童学用品費」として、小学校入学時に約5〜6万円が支給される自治体が多くあります。福島市の場合は57,060円です。
ただし、注意点が2つあります。
- 申請時期が早い:前年12月〜3月に申請期限が設けられていることが多く、入学前に手続きが必要です
- 支給は入学後:多くの自治体では支給が3〜8月になるため、入学時点の購入資金は先に用意する必要があります
対象かどうかは居住自治体の教育委員会・学校に確認してください。収入基準を超えていても、家庭の事情によっては個別に相談できる場合があります。申請して損はないため、一度確認しておくことをおすすめします。
ランドセルの節約は「購入時期の選び方」が全てでした
ランドセルは入学準備の中で最も高額な品目です。購入時期の選択だけで5,000〜15,000円の差が出ることがあります。
最適な購入時期は「前年5〜10月」でした
ランドセルの購入は「ラン活」とも呼ばれ、4月入学に向けて前年の5〜10月が選択肢・価格ともに最もよいタイミングです。
- 5〜6月:新作発表・先行予約開始。早期予約特典(カバー・防犯ブザー等)が付くことが多い
- 7〜9月:人気モデルが売り切れ始めるが、選択肢は豊富。ポイントアップ時期に購入すると実質値引き
- 10〜12月:在庫が絞られ始める。人気モデルは売り切れのリスクが高まる
- 1〜3月:在庫が少なく、選択肢が大幅に狭まる。安くなることはほぼない
素材選びで費用を抑えました
ランドセルの素材は大きく3種類です。
| 素材 | 価格帯 | 特徴 |
|---|---|---|
| 牛革 | 60,000〜80,000円台 | 耐久性・高級感あり。重め(約1.4〜1.6kg) |
| コードバン(馬革) | 90,000円〜 | 最高品質。6年間美しさを保つ |
| 人工皮革(クラリーノ等) | 30,000〜55,000円台 | 軽量(約1.0〜1.3kg)・防水性高い。耐久性も十分 |
人工皮革(クラリーノ)は軽さと防水性に優れており、長時間の通学でも子どもへの負担が少ないと評価されています。耐久性も6年間十分使えるレベルで、価格差を考えると十分な選択肢です。
ハピタス経由で楽天市場から購入してポイントを二重取りしました
ランドセルを楽天市場で購入する場合、ハピタスを経由することでポイントを二重取りできます。
- ハピタス経由:購入額の1〜2%をハピタスポイントとして取得
- 楽天ポイント:通常1%+SPU倍率による上乗せ
- 楽天カード払い:+2〜3%
例えば5万円のランドセルをSPU倍率8倍の楽天市場でハピタス経由・楽天カード払いで購入すると、5,000〜6,000ポイント相当が戻ってくる計算になります。同じ商品でも購入ルートの設計次第で実質的な支出を下げられます。
ハピタスはポイントサイトで、楽天市場のほかにもAmazonや各種ショッピングサイトを経由することでポイントが加算されます。登録無料・年会費不要で利用できます。
学校説明会後まで購入を待った品目があります
以下の品目は、学校説明会(多くは1月下旬〜2月上旬)でリストを受け取ってから購入することをおすすめします。
体操服・上履き
多くの学校で指定品(メーカーや形状が決まっているもの)があります。説明会前に購入すると、指定品ではなかった・サイズが違ったというミスにつながります。入学式直前に購入すれば、実際の身長・体重に合わせたサイズ選びもできます。
筆箱・鉛筆・下敷き
筆箱は「箱型のみ可」「キャラクター柄不可」など細かい規定がある学校もあります。鉛筆もHBではなく2Bや4Bを指定する学校が増えています。文房具は説明会後に購入するのが安全です。
防災頭巾・カバー
座布団兼用型か背もたれ型かなど、学校指定の形状があります。色・形が決まっている場合も多く、汎用品を買ってしまうと使えないケースがあります。
算数セット・鍵盤ハーモニカ
低学年でしか使わないことが多い品目です。卒業したきょうだい・先輩ファミリーからお下がりをもらえる可能性があります。使用可否は学校により異なりますが、確認する価値があります。
学習机は入学前に買わなくてもよかったです
学習机は4〜8万円前後の大きな出費です。しかし、低学年のうちはリビングで宿題をする「リビング学習」が習慣化している家庭が多く、買っても使わなかったという声は少なくありません。
入学後の子どもの学習スタイルを見てから購入するか、まずはリビングの一角に学習スペースを作るだけでも十分対応できます。入学後1〜2年様子を見てから検討することをおすすめします。
よくある質問
ランドセルはいつから見始めれば間に合いますか?
前年の5〜6月には見始めておくことをおすすめします。人気モデルは秋以降に在庫切れとなるケースがあります。ただし、子どもが年中(4歳)の時点でも情報収集は十分です。購入は年長(5〜6歳)の夏を目安にするとよいでしょう。
就学援助は所得制限がありますか?
あります。基準は自治体によって異なりますが、生活保護基準の1.3〜1.5倍程度が目安です。パート収入や住宅ローン控除後の所得で計算するケースもあるため、「収入が多いから無関係」とは限りません。居住の自治体の教育委員会に一度確認することをおすすめします。
お下がりが使える品目は何ですか?
使える可能性が高い品目は、算数セット・鍵盤ハーモニカ・絵の具セット・裁縫セットです。いずれも学校に確認が必要ですが、「兄弟からのお下がりは可」とする学校が多くあります。ランドセルもきれいな状態であればお下がりを使う家庭はあります。
楽天市場以外でもポイ活は使えますか?
使えます。ハピタス経由でAmazon・Yahoo!ショッピング・各メーカー公式サイトなど多数のショップに対応しています。ランドセルメーカー(セイバン・フィットちゃんなど)の公式サイトも経由対象となっているケースがあります。
節約コースと普通コースで費用を比較しました
入学準備の費用がどのくらい変わるか、節約コースと普通コースで試算しました。
| 品目 | 節約コース | 普通コース | 節約のポイント |
|---|---|---|---|
| ランドセル | 38,000円 | 65,000円 | 人工皮革・ポイント二重取り |
| 体操服・運動靴 | 5,000円 | 8,000円 | 説明会後に指定品を選ぶ |
| 上履き | 1,500円 | 3,000円 | 安価な汎用品でも可 |
| 文房具一式 | 3,000円 | 6,000円 | 100均活用・お下がり |
| 防災頭巾・カバー | 2,000円 | 4,000円 | 説明会後に指定形状を確認 |
| 袋類(手提げ・給食袋等) | 1,500円 | 4,000円 | 手作りまたはシンプル品 |
| 入学式服(子ども) | 5,000円 | 15,000円 | フリマアプリで新品同様品 |
| 赤白帽子・体操袋等 | 1,000円 | 2,500円 | 指定品のみ購入 |
| 合計 | 約57,000円 | 約107,500円 | 約5万円の差 |
学習机を含めると、普通コースでは15〜17万円に達することもあります。一方、設計して動けば6〜7万円台で揃えることも不可能ではありません。
入学準備を進める時期の目安をまとめました
「何をいつ準備すればいいか」迷わないよう、タイムラインで整理しました。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 前年5〜6月 | ランドセルのリサーチ・試着開始。素材・メーカーを絞る |
| 前年7〜10月 | ランドセルを購入(早割・ポイント活用が最もお得な時期) |
| 前年12月〜1月 | 就学援助の申請(申請期限が早い自治体もあるため要確認) |
| 1月〜2月 | 学校説明会に参加。指定品リストを入手してから購入開始 |
| 2月〜3月 | 体操服・文房具・防災頭巾などを揃える |
| 3月下旬 | 全品目に記名。入学式の服・持ち物を最終確認 |
ランドセルだけは早めに動き、その他は学校説明会後というシンプルな原則で、無駄な購入ミスを防げます。
まとめ
- 入学準備総費用は「何も考えず揃えると13〜15万円」「設計すれば7〜8万円台」に差が出ます
- 品目を「早く動くべきもの(ランドセル)」と「説明会後に揃えるもの」に分けることが節約の第一歩です
- 就学援助制度は意外に対象が広く、5〜6万円の支援を受けられる可能性があります。前年12月〜3月の申請期限を見逃さないようにしてください
- ランドセルは前年5〜10月が選択肢・価格のベストタイミングです。人工皮革なら3.5〜4.5万円台でも十分な品質が揃います
- ハピタス経由・楽天カード払いの組み合わせで、ランドセル購入時に5,000〜6,000円相当を還元できます
- 学習机は入学後にリビング学習の様子を見てから判断するのが賢明です
育休中に時間をかけて調べたからこそ、入学準備に「設計」という視点を持てました。高額な出費でも、時期と情報を正しく使えばかなり圧縮できます。ぜひ早めの情報収集から始めてみてください。




コメント