WordPressを開設して記事を投稿したのに、3か月たってもアクセスがゼロに近い——その原因の多くは、開設直後のSEO初期設定が漏れているからです。私自身、最初のブログを立ち上げたとき、「検索エンジンからのアクセスをブロックする」設定がオンのまま2か月間記事を書き続けていました。
この記事では、副業ブログを始める育休パパ・ママが開設当日に完了させるべきSEO初期設定12項目を、優先度別にまとめました。所要時間の目安と実際の失敗例も一緒に解説します。
最優先4設定:これだけは開設当日に完了させてください
設定1:「検索エンジンによるインデックス」をONにしました(1分)
WordPressの初期状態では、開発中のサイトが誤ってインデックスされないよう「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックが入っている場合があります。
確認場所:WordPress管理画面 → 設定 → 表示設定 → 「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックを外す(外れていることを確認)
私はこの設定を見落としたまま2か月間記事を書き続けました。Googleサーチコンソールで確認したところ「robots.txtによってブロックされています」と表示されており、すべての記事がインデックスされていない状態でした。
設定2:パーマリンクを英数字スラッグに変更しました(2分)
パーマリンク(記事URL)の構造は、一度記事を公開した後に変更するとSEO評価がリセットされます。開設当日に必ず設定しておく必要があります。
確認場所:WordPress管理画面 → 設定 → パーマリンク → 「投稿名」を選択 → 保存
| パーマリンク設定 | URL例 | SEO評価 |
|---|---|---|
| 基本(デフォルト) | example.com/?p=123 | 不利 |
| 日付と投稿名 | example.com/2026/05/article-title/ | 普通 |
| 投稿名(推奨) | example.com/article-title/ | 有利 |
「投稿名」設定後は、記事ごとに編集画面でスラッグを英数字に変更してください(例:「wp-initial-seo-settings-2026」)。日本語のスラッグは文字化けすることがあります。
設定3:SSL(https化)を確認しました(5分)
エックスサーバーなど主要なレンタルサーバーではSSL証明書が自動で付与されますが、WordPress側でのhttps設定が漏れていることがあります。
確認場所:WordPress管理画面 → 設定 → 一般 → 「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」が両方「https://」で始まっているか確認
http://のままだと「保護されていない通信」として扱われ、検索順位に影響します。ブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示されていれば問題ありません。
設定4:GoogleサーチコンソールにXMLサイトマップを送信しました(15分)
Googleにサイトの存在と記事一覧を知らせるために、XMLサイトマップを送信します。SEOプラグイン(Yoast SEOまたはRank Math)をインストールすることでサイトマップが自動生成されます。
- Yoast SEOまたはRank Mathをインストール・有効化
- Googleサーチコンソール(search.google.com)にログイン
- 「サイトマップ」メニュー → サイトマップURLを入力して送信
- Yoast SEOの場合:example.com/sitemap_index.xml
- Rank Mathの場合:example.com/sitemap.xml
次の4設定:開設1週間以内に完了させてください
設定5:カテゴリー・タグページをnoindexにしました(10分)
WordPress標準の設定では、カテゴリーページ・タグページも検索エンジンにインデックスされます。これらはコンテンツが薄く、重複コンテンツ扱いになる場合があります。
私のブログでは、Googleサーチコンソールで確認したところ「インデックス済みURL数」の約40%がカテゴリー・タグページでした。実際の記事ページのSEO評価を集中させるため、noindex設定を推奨します。
Yoast SEOの場合: Yoast SEO → 検索での見え方 → タクソノミー → カテゴリー・タグ の「SEOに表示」をオフ
設定6:Googleアナリティクス(GA4)を連携しました(20分)
アクセス解析ツールを開設初日から設定しておくと、最初の1記事目からデータが蓄積されます。後から設定すると、それ以前のデータは取得できません。
- Googleアカウントでアナリティクス(analytics.google.com)にアクセス
- プロパティ作成 → 「ウェブ」を選択 → サイトURLとサイト名を入力
- 測定IDを取得(G-XXXXXXXXXXの形式)
- SWELLを使用している場合:カスタマイズ → 詳細設定 → 測定IDを貼り付け
- Yoast SEOの場合:Yoast SEO → Google Search Consoleとの連携で設定
設定7:メタディスクリプションの設定ルールを決めました(5分)
記事ごとのメタディスクリプション(検索結果に表示される説明文)は、記事公開前に毎回設定します。120文字以内に収めることと、メインキーワードを冒頭に含めることを意識してください。
初期設定として「デフォルトのメタディスクリプションを空欄にする」とYoast SEOが記事冒頭を自動抜粋します。手動で設定できていない記事は自動抜粋が表示されます。
設定8:パンくずリストを有効化しました(5分)
パンくずリストは「ホーム > カテゴリー > 記事名」のような階層ナビゲーションです。Googleの検索結果に表示されるほか、サイト構造を理解しやすくします。
Yoast SEOの場合: Yoast SEO → 検索での見え方 → パンくずリスト → 有効化
残り4設定:1か月以内に対応してください
設定9:画像にalt属性を設定しました
画像のalt属性(代替テキスト)は、Googleが画像内容を理解するための情報です。WordPress標準のメディアライブラリで「代替テキスト」欄に入力します。記事ごとに設定する習慣をつけてください。
設定10:画像圧縮プラグインを導入しました
サイトの表示速度はSEO評価に影響します。「EWWW Image Optimizer」などの画像圧縮プラグインを導入すると、アップロード時に自動で圧縮されます。SWELLにはWebP変換機能が内蔵されているため、SWELLユーザーはプラグインなしで対応できます。
設定11:不要なカテゴリー・タグを削除しました
WordPress標準の「未分類」カテゴリーはそのままにしておくと、意図しない記事がそのカテゴリーに入り込みます。最初に使用するカテゴリーを決めて、「未分類」を削除または名称変更してください。
設定12:内部リンク設計の方針を決めました
内部リンクは、関連記事どうしをつなぐことでSEO評価の分散を防ぎます。「ハブ記事(カテゴリー内の主要記事)→ サテライト記事(個別詳細記事)→ ハブ記事へ戻る」という双方向リンクの設計を開設初期に決めておくと後の整理が楽になります。
優先度別チェックリスト
| 優先度 | 設定項目 | 所要時間目安 | 完了タイミング |
|---|---|---|---|
| ⭐⭐⭐ | インデックス設定をONに確認 | 1分 | 開設当日 |
| ⭐⭐⭐ | パーマリンクを「投稿名」に変更 | 2分 | 開設当日 |
| ⭐⭐⭐ | SSL(https化)確認 | 5分 | 開設当日 |
| ⭐⭐⭐ | サーチコンソール登録+サイトマップ送信 | 15分 | 開設当日 |
| ⭐⭐ | カテゴリー・タグページのnoindex設定 | 10分 | 1週間以内 |
| ⭐⭐ | Googleアナリティクス(GA4)連携 | 20分 | 1週間以内 |
| ⭐⭐ | メタディスクリプションのルール設定 | 5分 | 1週間以内 |
| ⭐⭐ | パンくずリスト有効化 | 5分 | 1週間以内 |
| ⭐ | 画像alt属性の習慣化 | 記事ごと | 1か月以内 |
| ⭐ | 画像圧縮プラグイン導入 | 10分 | 1か月以内 |
| ⭐ | 不要カテゴリー・タグの整理 | 15分 | 1か月以内 |
| ⭐ | 内部リンク設計の方針決定 | 30分 | 1か月以内 |
よくある質問
Q. YoastとRank Mathはどちらがおすすめですか?
A. 初心者にはYoast SEOが日本語サポートが充実していておすすめです。Rank Mathは無料版でも機能が豊富ですが、設定項目が多いため慣れが必要です。どちらを使っても、最低限「サイトマップ生成」「タイトル・メタディスクリプション設定」「noindex設定」の3機能が使えれば副業ブログには十分です。
Q. パーマリンクを後から変更するとどうなりますか?
A. URL変更前に取得していたSEO評価・被リンクが引き継がれなくなります。301リダイレクト設定で影響を最小限にできますが、手間がかかります。開設初日に設定することを強くおすすめします。
Q. WordPressテーマはSEOに影響しますか?
A. テーマによって表示速度や構造化データの対応状況が異なるため、SEOに影響します。副業ブログを始める場合は、SEO機能が内蔵された有料テーマ(SWELL・AFFINGER等)か、無料のCocoonがコストパフォーマンスに優れています。私はSWELLを使用しています。
まとめ:設定漏れのまま書いた記事はSEO評価がリセットできません
WordPressのSEO初期設定で最も重要なのは、「インデックスをブロックしていないか」の確認です。私のように設定漏れのまま2か月書き続けた場合、その期間のクローラー活動はすべて無駄になります。
- 開設当日にインデックス設定・パーマリンク・SSL・サーチコンソールを完了させる
- 1週間以内にカテゴリーnoindex・GA4・メタディスクリプション設定を完了させる
- 1か月以内に画像・内部リンク・不要タグの整理を終える
副業ブログの始め方・育休中のアフィリエイト収益化については以下の記事も参考にしてください。



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