プロパンガスから都市ガスへの乗り換え手順2026【年間6万円節約・全ステップ解説】

プロパンガスから都市ガスへ切り替える際のガス管工事の様子 副業・AI副業
一度の工事で「一生続く節約」を手に入れる

毎月のガス代の明細を見て、「高すぎる」と感じたことはありませんか。

私も育休に入ってはじめて家計を細かく見直すまで、プロパンガスと都市ガスの料金差を正確に把握していませんでした。調べてみると、同じ使用量でも都市ガスの方が月4,000〜6,000円安いケースが珍しくありません。年間に換算すると5〜7万円の差です。

この記事では、プロパンガスから都市ガスへの乗り換えを検討している方に向けて、条件確認から申し込み・工事完了までの全手順を解説します。

  • プロパンと都市ガスの料金差の実態
  • 乗り換え前に確認すべき3つの条件
  • 申し込みから完了までの全5ステップ
  • 乗り換えができない場合の代替節約策

プロパンガスと都市ガスの料金差——実態を数字で確認します。

まず前提として、なぜプロパンガスはこれほど高いのかを整理します。構造を理解することで、乗り換えのメリットがより明確になります。

プロパンガスの料金が都市ガスの約2倍になる理由

都市ガスは国のインフラとしてパイプラインで各家庭に供給されるため、流通コストが低く抑えられています。一方、プロパンガス(LPガス)はボンベを各家庭に個別配送する仕組みです。配送・管理コストが価格に上乗せされる構造上、料金が高くなりやすい特性があります。

さらに、プロパンガスは地域の業者が価格を自由に設定できるため、競争が働きにくく、割高なまま放置されているケースも多くあります。

2026年時点の全国平均単価比較

種別 1m³あたりの単価(目安) 月20m³使用時の月額
都市ガス 約130〜160円 約2,600〜3,200円
プロパンガス(LPガス) 約550〜750円 約11,000〜15,000円
差額(目安) 約4〜6倍 月6,000〜10,000円の差

※ 上記は総務省統計・各社公開データをもとにした目安です。地域・使用量・業者によって異なります。

月1万円の差が生じているとすれば、乗り換え工事に30万円かかったとしても2年半で元が取れる計算です。ランニングコストの観点から、乗り換えを検討する価値は十分にあります。

乗り換え前に確認すべき3つの条件

都市ガスへの切り替えを希望していても、いくつかの条件を満たしていない場合は乗り換えができません。まず以下の3点を確認します。

①お住まいの地域に都市ガス管が通っているかを確認します。

都市ガスは全国に均一に供給されているわけではありません。山間部・農村部・郊外の一部エリアではガス管が整備されておらず、物理的に乗り換えが不可能な場合があります。

確認方法は次の2つです。

  • お住まいの地域のガス会社(東京ガス・大阪ガス・東邦ガス等)のWebサイトで供給エリアを検索します。
  • 市区町村の窓口に問い合わせると、ガス管の敷設状況を教えてもらえます。

エリア確認は無料でできます。まず最初に行うステップです。

②集合住宅の場合は管理組合・大家の許可が必要です。

マンション・アパートに住んでいる場合、建物全体のガス契約は管理組合または大家が決定します。個人の判断だけでは切り替えができません。

「他の住人の同意が得られれば切り替え可能」なケースもありますが、手続きが複雑です。まず管理会社か大家に「都市ガスへの切り替えを希望している」と相談することから始めます。

一戸建て所有者であれば、自分の判断で手続きを進められます。

③工事費用と自治体の補助金制度を調べます。

都市ガスへの切り替えには、建物内のガス管引き込み工事が必要です。費用の目安は以下の通りです。

工事の種類 費用目安 備考
ガス管引き込み工事(道路から建物まで) 10〜30万円 距離・地盤状況によって変動
屋内配管工事(ガスメーターから各器具まで) 5〜15万円 間取り・設備数による
給湯器交換(プロパン→都市ガス対応機種) 10〜20万円 機種・グレードによる
合計目安 25〜65万円 一戸建て標準ケース

工事費用は決して安くありませんが、自治体によっては「省エネ設備導入補助金」や「ガス管引き込み工事補助」を実施している場合があります。お住まいの市区町村の公式サイト、または担当窓口で補助金の有無を確認することをおすすめします。

プロパンから都市ガスへの乗り換え手順(全5ステップ)

条件確認が完了したら、いよいよ手続きを進めます。全5ステップで完了できます。

STEP1:都市ガス会社を比較して申し込みます。

お住まいのエリアの都市ガス供給会社に連絡します。大都市圏であれば東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・西部ガスなどが主要な選択肢です。

ガス料金比較サービスを利用すると、複数社の料金プランを一括で比較できます。後述の「ガス屋の窓口」「エネピ」が便利です。

申し込み時に現在の住所・建物の状況・希望する工事時期を伝えます。現地調査の日程が設定されます。

STEP2:現在のプロパン業者に解約連絡をします。

都市ガス会社への申し込みと並行して、現在利用しているプロパンガス業者に解約の連絡をします。

解約には通常1〜2ヶ月程度の猶予期間が設けられているケースが多いです。契約書を確認し、解約違約金の有無も確認します。賃貸物件でプロパン業者が指定されている場合は大家への相談が必要です。

STEP3:ガス管引き込み工事の日程を決めます。

都市ガス会社または提携工事業者が現地調査を行い、工事見積を提示します。見積を確認して合意したら、工事日程を確定させます。

工事は通常、半日〜1日で完了します。工事中はガスが使用できないため、シャワーや料理の代替手段を事前に準備しておくと安心です。

STEP4:ガスメーター設置と開通確認をします。

工事完了後、ガスメーターが設置されます。作業員立ち会いのもとでガスが正常に供給されているかを確認し、各ガス器具(コンロ・給湯器・床暖房等)の動作テストを行います。

この時点でプロパンから都市ガスへの切り替えが完了し、翌月から都市ガスの料金が適用されます。

STEP5:プロパンボンベを撤去してもらいます。

都市ガスへの切り替えが完了したことを確認してから、プロパン業者にボンベの撤去を依頼します。撤去作業は業者が行うため、立ち合いのみ必要です。

ボンベ内にガスが残っている場合も、業者が買い取る・返金するなどの対応を取ります。費用が発生するかどうかは業者の契約内容によって異なるため、事前に確認しておきます。

以上の5ステップで、プロパンから都市ガスへの切り替えが完了します。

複数の都市ガス会社・乗り換えサービスをまとめて比較したい場合は、一括見積サービスが便利です。

ガス屋の窓口

乗り換えに活用できるサービスを比較します。

個別に都市ガス会社へ連絡するよりも、比較サービスを経由した方が料金・条件の比較が容易です。主なサービスを2つ紹介します。

ガス屋の窓口——複数社を一括比較して最安値を探します。

「ガス屋の窓口」は、ガス会社の乗り換えを専門に扱う一括比較サービスです。入力フォームに住所や現在の使用状況を入力するだけで、対応可能な業者・料金プランを一覧で確認できます。

  • 相談・見積もりは無料で行えます。
  • 工事費用の目安も提示されるため、コスト全体を把握しやすいです。
  • 「プロパンのまま安い業者に変えたい」場合にも対応しています。

エネピ——プロパン削減と都市ガス切り替えの両面をサポートします。

「エネピ」はプロパンガスの料金適正化と都市ガスへの切り替えを両方サポートするサービスです。現在の料金が相場と比べて高いかどうかを無料で診断できます。

  • 都市ガスが引けない地域でも、プロパン業者の乗り換えで削減できる場合があります。
  • 切り替えが完了するまで専任担当がサポートします。
  • 診断から見積もりまで完全無料で利用できます。

エネピ

都市ガスに乗り換えられない場合の節約方法

エリアの問題や集合住宅の制約で都市ガスへの切り替えが難しい場合でも、ガス代を削減する方法はあります。

プロパン業者を安い会社に変更します。

同じプロパンガスでも、業者によって料金は大きく異なります。現在の業者の単価が相場より高い場合、別の業者に乗り換えることで月2,000〜5,000円の削減が見込めます。

エネピや「ガス屋の窓口」では、プロパン業者の比較・乗り換えも対応しています。現在の単価が「高いかどうか」を無料で診断してもらうだけでも価値があります。

給湯器のエコジョーズ化でガス使用量を削減します。

従来の給湯器からエコジョーズ(潜熱回収型給湯器)に交換することで、ガスの熱効率が80%台から95%以上に向上します。同じ使用量でもガスの消費量が減るため、毎月の料金を10〜15%程度削減できます。

給湯器の交換費用は10〜20万円が目安ですが、自治体の省エネ補助金や給付金が活用できる場合があります。

電気代との同時削減で固定費削減の効果を最大化します。

ガス代と電気代はセットで見直すと削減効果が大きくなります。電力会社の切り替えや節電の習慣化と組み合わせることで、光熱費全体の削減につながります。

電気代削減の具体的な手順は、電気代削減4層手順【電力切り替え・アンペア見直し・節電習慣・スマートホーム化】で詳しく解説しています。

ガス屋の窓口

よくある質問

Q. 賃貸物件でもプロパンから都市ガスに切り替えられますか?
大家または管理会社の同意が必要です。個人の判断では工事を進められません。「都市ガスに切り替えたい」と相談することはできますが、最終的な決定権は大家側にあります。
Q. 工事中はガスが使えなくなりますか?
引き込み工事の当日は、ガスが一時的に使用できなくなります。通常は半日〜1日程度で復旧します。シャワーや料理の代替手段を事前に準備しておくと安心です。
Q. 違約金なしで乗り換えられますか?
プロパン業者との契約内容によります。「機器の無償貸与」「工事費の補助」などをプロパン業者が負担していた場合、解約時に費用が発生することがあります。契約書を確認してから手続きを進めてください。
Q. ガス器具はそのまま使えますか?
プロパンガス用と都市ガス用では、器具の燃焼口の仕様が異なります。プロパン対応のガスコンロ・給湯器はそのままでは都市ガスで使用できません。変換工事(バーナーの交換等)または器具の買い替えが必要です。費用の目安はコンロで1〜3万円、給湯器で10〜20万円です。

光熱費だけでなく、保険・ローン・固定費全体の見直しをまとめて相談したい場合は、無料のファイナンシャルプランナー相談が有効です。家計の全体像を把握したうえで優先順位をつけてもらえます。

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まとめ:プロパンから都市ガスへの切り替えは、一度完了すれば毎月節約が続きます。

この記事でお伝えした内容を整理します。

  • ✅ プロパンガスは都市ガスの約2〜4倍の単価。年間5〜7万円の差が生じることもあります。
  • ✅ 乗り換え前に「エリア確認」「建物の種類」「工事費用」の3点を確認します。
  • ✅ 手順はSTEP1(申し込み)→STEP2(解約連絡)→STEP3(工事)→STEP4(開通確認)→STEP5(ボンベ撤去)の5ステップです。
  • ✅ 一括比較サービス(ガス屋の窓口・エネピ)を使うと料金・条件の比較が簡単です。
  • ✅ 乗り換えが難しい場合も、業者変更・給湯器交換・電気代同時削減で対処できます。

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固定費削減の全体戦略は、育休中の固定費削減ガイド【通信費・保険・サブスク・光熱費の見直し手順】でまとめています。ガス代以外の削減項目もあわせて確認できます。

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